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広告規制で子供向けYouTuber終了か。収益はどうなる?

投稿日:2019年9月8日 更新日:

YouTubeで子ども向けコンテンツに規制

「子供を笑顔にして食う飯は美味いか?」というフレーズを聞いた事があるでしょうか。

子供が喜びそうな動画をYouTubeに投稿し、子供は楽しんで動画を見るクリエイターは広告収入を得るという全員がHAPPYな構図です。

しかし、ここに来てYouTubeの規約変更が発表され、子供を笑顔にしても飯が食えなくなるかもしれない未来も見えてきました。

YouTubeが子供向け動画に規制措置

ユーザーの増加に伴って規約もどんどん厳しくなってきたYouTube。

以前当サイトでも紹介したゲーム実況動画や、悪口・炎上関係への広告規制記事が今でも多くのPVを得ている事から、やはりYouTubeの広告収入は多くの方が気にしているようです。

そんな広告停止問題が今度は子供向けコンテンツに波及してきました。



対象の動画・クリエイター

子供向けコンテンツに対して規約が変更されましたが、対象となる動画やクリエイターは以下の通りです。

  • 子供もしくは子供のキャラクター。
  • 人気の子供向け番組やアニメ キャラクター。
  • 子供のおもちゃを使用したお芝居や物語。
  • ごっこ遊びや創作遊びなど、子供が主役の一般的な遊び。
  • 子供向けの人気の歌、物語、詩。

引用:YouTubeヘルプ

“子供”の定義はあまりにも広いですが、YouTubeでは13歳未満を子供とみなしているようです。

これはアメリカの法律である「児童オンライン プライバシー保護法(COPPA)」によるものだそうです。

子供の動画出演の他、子供が喜んで視聴しそうな動画が対象になります。



一部広告とコメント欄が停止

上記のような対象の動画、クリエイターに対する措置としてはパーソナライズド広告コメント欄の停止が発表されています。

パーソナライズド広告

普段のインターネット閲覧履歴を参考に、その人に合ったタイプの広告を表示する機能。

例えば「ダイエットしたいな~」と思い、ダイエット用品の情報を検索していると、その後のネット広告にダイエット用品が増えませんか?

アレがまさにパーソナライズド広告です。自然と目に止まりますし、ついついクリックしちゃいますよね。

個人的にYouTubeのパーソナライズド広告はかなり制度が低いと思うのですが、それが停止されるそうです。

パーソナライズド広告以外の広告は通常通り表示されるそうなので、収入が全くなくなるという訳ではなさそうです。

 

パーソナライズド広告の他にはコメント欄が停止されるそうです。

YouTubeはコメント欄で他ユーザーの感想や意見を読むのも楽しみの1つです。

しかしコメント欄が廃止されると、比例して再生回数や再生時間も減少する事が予想されます。



自己申告or自動検知でコンテンツ判別

YouTubeの子供向けコンテンツ規制は自己申告かAIによる自動検知で判別されるそうです。

コンテンツが子供向けに制作されたもの(子供向けコンテンツ)である場合、クリエイターは YouTube に申告する必要があります。YouTube では、明らかに子供向けである動画を特定するために機械学習も利用しています。

チャンネルの視聴者を一番理解しているのはクリエイターの皆様です。そのため、動画が子供向けコンテンツであるかどうかの最終的な判断はクリエイターの皆様に委ねられています。もし、クリエイターがご自身のコンテンツを正確に分類することを怠ろうとした場合には、なんらかの措置が講じられる可能性もあります。

引用:YouTubeヘルプ

 

YouTubeヘルプに実際に記載されている文面ですが後半の文を読むと「あなたは誰に向けて動画を作っているか自分で判断できるよね?子供に見せる為に作っているなら申告してね。」とも読み取れます。

そして申告を怠ったらなんらかの措置が講じられる可能性もあるそうです。

なんか国税庁みたいですね(笑)



規約変更で広告収益はどうなる?

どんどん規制が厳しくなってきたYouTubeですが、今回の規約変更でこれまで広告収入で暮らしていたYouTuberはどうなってしまうのか、私個人の考えを書いていきます。

まだ実際にYouTubeが子供向け動画の規制措置を始めた訳ではないので確実な事は言えませんが、既存の多くのYouTuberに影響がでそうです。

全ての広告が止まる訳ではない

パーソナライズド広告の停止は広告のクリック率を下げる事に繋がるはずです。

つまり子供向けコンテンツ対象の動画、クリエイターの収入は減少するでしょう。

ですが先ほども書いた通りパーソナライズド広告以外はこれまで通り表示されるという事なので、減る事はあってもゼロにはならないはずです。

もしYouTubeでカツカツな生活をしているというクリエイターは、専業だと厳しくなるかもしれませんが、ある程度稼いでいる人は変わらず活動を続けるのではないでしょうか。

措置は動画単位なのかチャンネル単位なのかが不明

YouTubeヘルプの規約一覧を読んだのですが、広告停止やコメント欄停止の措置は子供向けコンテンツの動画単位なのか、チャンネル単位なのかが明記されていませんでした。

全ての動画が子供出演or子供向け動画だったらチャンネルごとアウトだと思うのですが、普段は料理作ってて過去数回だけ子供向けの動画出しちゃった~みたいな人はどうなるのだろう。

その辺の不明点もあり、広告収入の予想は難しいです。

対象の動画だけ広告付かないのであれば、これから先は子供向け動画を出さなければいいだけですからね。

 

一応ここまでが今回のYouTubeの新たに追加された規約についてです。

いや~なんとも難しくなってきましたね。

好きな事で生きていく(規約内で)!ですね(笑)

YouTuberに憧れて参入する人が増えるのと同時に淘汰もどんどん進んでいます。

ここから先はちょっと余談で私が想像するこれからのYouTubeについて書いています。

私自身はYouTubeをやっていないので、詳しくは分かりませんがサイト運営をしているGoogleからお金をもらっている身としては同じ立場なので、その観点から書いていきます。



YouTubeで生き残る方法

これもあくまで個人的な予想と意見です。

個人のブランディング力が鍵を握る

ここ数年で爆発的に発展し、同時に一気に規約も厳しくもなってきたYouTubeですが、これからも生き残っていく為に必要なのはズバリ個人のブランド力だと私は思います。

大事なのは今のチャンネル登録者数でも再生数でもなく、クリエイターの顔や名前の知名度、そして「この人の動画を見たい」と思ってくれるファンを得る事です。

 

チャンネル登録者数や再生回数が数十万単位くらいのYouTuberでも「クリエイター」本人が未知すぎるのは危険なのではないかと。

例えるならこんな感じ。

  • ペットの犬や猫動画系
  • 自動音声を使ったゲーム実況や面白動画系
  • BGM系(フリー音源繋げただけ)

自動音声に関しては以前の広告停止にもあったように、これから先無くなっていくと予想しています。

そして、今人気のペットやBGM系もこれから先ずっと生き残れるか個人的には疑問です。

どういう意味か解説します。



他サイトに移っても支持されるか分からない

これから先、YouTubeの広告規制は更に広がっていく事も予想できます。

YouTube自体が無くなるとは思いませんが、クリエイターに支払われる「広告収入」というものが、これから先いつまでも続くのか、それも確証がないと思うのです。

しかし動画産業はこれからも発展していくはずです。

だってこのサイトやGoogleで検索して出てくるような文字だけの情報ってつまらないじゃないですか。

それよりは顔を出して手ぶり身振りしながらその人の声でその人の意見や感想を聞ける動画こそがこれからの情報社会だと思います。

そうなった時にYouTubeに見切りをつけたクリエイターが殺到するのは他の動画プラットフォームです。

YouTubeがダメになっても新たな舞台で「好きな事で生きていく(規約内で)」は続けられます。

ですが先述したペット系やBGM系は、投稿者の知名度が無ければ新たな舞台でファンが0からのスタートになります。

犬や猫は可愛いですが、可愛いペットを飼っている人はたくさんいるのでYouTubeで築いた立場もあてにできません。

対してヒカキンはじめしゃちょーなどの顔も知名度も抜群なクリエイターは明日YouTubeは無くなってもすぐに新たな環境で莫大な富を生み始めるはずです。

なぜならどこに行ってもファンは絶対に追い掛けてくるから。

これが個人のブランド力の差だと思います。

栄枯盛衰が激しい現代では、やはり自分の魅力を知ってもらう事が生き残る最大の手段なのかなと感じます。

ですが顔出しや名出しはリスクも伴います。ここが難しい所ですが、成功する為にはリスクも付きまとうのでここを割り切れるかどうかも重要でしょうね。

YouTubeのこれからの動向を注視して見届けたいと思います。

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