のうきん5話「みんなの昔話って言ったよね!」あらすじ
のうきん5話は赤き彗星4人の過去を振り返る回になっており、美少女達の今まで語られて来なかった過去が描かれています。
前回4話では、盗賊から商人を護衛するクエストを引き受け、盗賊を倒した後にレーナが親玉を殺してしまおうとするシーンがありました。ギャグ系アニメのイメージから一転、急にシリアス感を出してきていました。
意味深で重い終わり方をした前回に続き、5話ではなぜレーナがあんな行動を取ろうとしたのか、その原因となった過去が判明します。
メーヴィス以外だけは幸せな環境で育った感がありますが、他の3人はかなりの苦労人であり、家族を失う悲しみを乗り越えて来た不遇の少女達でした。
のうきん5話 感想

引用:私、能力は平均値でって言ったよね!©FUNA・亜方逸樹/アース・スター エンターテイメント/のうきん製作委員会
ここからはネタバレ込みで「私、能力は平均値でって言ったよね!」5話の感想を書いています。
まだ未視聴の方はご注意下さい。
レーナの過去
レーナが盗賊に対して強い殺意を芽生えさせていた理由は、最愛の父が盗賊によって殺されてしまっていた事が原因だった。
レーナは売られる前にハンターによって救われたものの、父は死亡。パパんかわいそう(泣)
そして助けてくれたハンターのパーティーが親代わりとなってレーナを育ててくれたものの、このパーティーメンバーも盗賊と商人の裏切りによって全滅。
守ってくれたオーガストも殺されちゃうシーン悲しい(泣)
父が殺された傷が癒えてきたのも束の間、今度は仲間も殺されちゃってレーナブチ切れ。4話で人を焼き殺してた回想シーンがありましたが、それはこのタイミングで起きた事でした。
そりゃこいつら2人はレーナに殺されて当然です。なんなら父の仇も討ちたい所である。
ここからレーナの「悪党は死んで当然理論」が生まれ、赤き彗星パーティーのみんなにも人殺しの経験をさせようとしたらしい。それが護衛クエストをやたら受けたがっていた原因でした。
理由が理由だけどレーナもとんでもない奴だな。みんな巻き込んで人殺しにしようとは。
ポーリンの過去
レーナの「私悲劇のヒロインよ!」エピソードが話されたが、悲劇のヒロインはレーナだけではありませんでした。
ポーリンも父を理不尽に殺され、商会は奪われ、仇の愛人にされようとしているママん。
母ちゃんエチチチチ!!!
ポーリンママは小さい姉弟を育て、金が必要なくなったら番頭を殺す計画を立てていたのか。
でもその役割はポーリンが引き継ぐと。
でも今は母ちゃん愛人済みって事なのかな?
なんだかんだで番頭に女にされちゃって夫の事なんか忘れてる展開もちょっと面白そう。心が腐ってる。
メーヴィスの過去
レーナ、ポーリンの重い話の後はメーヴィスの軽い話。
特に苦労話も無く、騎士になる為に自由にハンターをやっているメーヴィス。
初登場シーンはまともだったけど、もうここまででネタキャラになってしまった。
髪長いメーヴィスかわいいな。
マイルの過去
3人の過去の話を聞き、主人公マイルも「のうきん5話」にして初めて自分の過去を仲間に話す事に。
マイルが転生した時の話は過去回でチラっとだけ書かれていたと記憶していましたが、のうきん5話では詳細に描かれていました。
元々こっちの世界では貴族の娘として生まれ、10歳になった時に初めて前世の記憶が戻ったという設定らしく、マイルもレーナやポーリンと同じような苦労人でした。
8歳の時じいちゃんと母が盗賊に襲われて死に、真犯人を父と知りながら義母と義妹からいじめられるマイル。
なんか童話で聞いた事があるような展開になってきましたが、屋敷を追い出されたあとは全寮制の学校で男子にはモテながら、女の子の友達もできて普通に暮らす夢が少し叶っていました。
しかし結局は自分の「うっかり」で、この学園にも居られなくなり、ハンター養成学校へ来たという事らしい。
身分もステータスも普通ではない転生の仕方をしたマイル。5話の過去を話すシーンは全員分一気に来たのでちょっとゴチャッとした感がありました。
最後にレーナが「今度こそ、私は家族を失わない」なんてフラグ立ててましたが、この中で誰か死ぬ展開あるのか?
あんな陽気なOPしておいて5話ではなかなか重い話になってきましたからね。
これはポーリンあたりいきなり敵に殺されてもおかしくない。と感じたのは私だけか。
のうきん5話ではバキと氷菓のパロネタだけすぐ分かりましたが、他はピンと来ず。
この2つは比較的分かりやすいネタでしたが、他に何あったか思い出せない(笑)
ストーリー確認の為だけじゃなくてパロネタ確認の為にも見返さなければいまいち分からないのが辛いw
前半のギャグ路線からちょっと流れが変わってきているのうきん。後半はどんなストーリーになるのか期待しています。