休売ウイスキーの価格が高騰中
みなさんは好きなお酒ってありますか?先日ニュースにも取り上げられましたが最近のウイスキーブームで需要が高まっており一部銘柄で品薄状態、もしくは生産が追いつかず販売休止となっている銘柄もあります。
そして品薄、販売中止となればもちろん考えられるのが価格の上昇。ウイスキーも例外ではなく価格が急騰している銘柄があるそうです。
響17年
響タワーがカウンターでお出迎え。是非一度足を運んでみてはいかがですか?素晴らしい夜があなたをお待ちしていますよ。 pic.twitter.com/n3BEbXSd
— サントリーウイスキー響 (@HIBIKI_TIME) July 9, 2012
価格高騰中のウイスキーの1つがサントリーの響17年です。響17年は原酒を17年寝かせたウイスキーでウイスキーブームによって需要が高まり、原酒が不足した事によって販売休止が発表されています。
ウイスキー好きでなくても名前は聞いた事はある王道の商品ですね。やはり原酒を寝かせる必要がある為に製造当時から今の響17年の人気を予想してストックしておくのは難しかったのでしょう。
サントリーからは“在庫が無くなり次第販売休止”とアナウンスされておりその目処として2018年9月頃を予想されていましたが6月現在すでに価格は高騰しています。
定価の約5倍
公式から販売休止が発表されて再販の目処も立っていない響17年ですがその定価と価格はいくらなのでしょうか。
定価(希望小売価格) | 12000円 |
2018年6月ネット販売価格 | 50000円〜70000円程 |
※ここでは希望小売価格と定価を混同して記載します。
響17年は700ml定価12000円のウイスキーですがネット上で販売されている響17年は安い物で約50000円、販売先によっては70000円程の価格で販売されています。
50000円で買っても定価の4倍以上、買う所によっては5倍以上なので価格の上昇率は激しいですね。
価格推移は2018年5月頃でネット平均価格が7万円と高騰し、その後やや下落しましたが今後消費が進むとまた価格が上昇する可能性も高いです。
白州12年
同じくサントリーから休売が発表された白州12年も定価よりも価格が大きく上昇している銘柄です。
白州12年も響17年同様に原酒を12年寝かせる必要がありますがウイスキーブームによって原酒不足になり販売休止が発表されました。
白州12年は響17年よりも早い2018年6月頃に在庫がなくなる目処が立てられていましたがこちらもすでに価格が上昇しています。
定価の5倍以上
定価(希望小売価格) | 8200円 |
2018年6月ネット販売価格 | 47000円〜70000円程 |
※ここでは希望小売価格と定価を混同して記載します。
白州12年も響17年同様に定価から大きく上昇しており5倍以上値上がりしているウイスキーです。
こちらも響17年と同じく再販の目処は立っておらず、今後更に価格が上昇する可能性は高そうです。
転売が進みファンは悲痛
サントリーが休売をアナウンスした事によって価格が急騰しているウイスキーですがこれはファンにとっては悲しい事です。
やはり一般人でも転売を目的に大量に買い占める人はいるでしょうしそれで在庫切れが続出している店舗も多い事と思います。
仕方ない事ではありますがストックしていたファン以外は高値で買うか別のウイスキーを飲むしかありません。もし定価に近い価格で売られているのを見たらラッキーだと思って買うのもいいかもしれないですね!
一般人の転売は法律に注意
「持っていたけど飲まないから売る」程度だったら問題ありませんが転売目的で仕入れて売る事は酒類販売業免許が無い人はできません。酒税法で決められている事なので気をつけましょう。
原酒不足という事で再販までかなりの時間が掛かりそうですが早く復活してくれる事を願います。