サイバーエージェントが仮想通貨業への参入を断念

サイバーエージェントが仮想通貨業への参入を断念

サイバーエージェントビットコイン断念

現在のインターネット社会で大きな存在感を見せている株式会社CyberAgent(サイバーエージェント)。AbemaTVなどの大きな事業を手掛け常に時代の最先端を見据えている会社である事はもはや説明不要でしょう。

そのサイバーエージェントが2018年4月、計画していた仮想通貨交換事業への参入を断念したと発表しました。

金融庁の介入により“みなし業者”への対応も厳しくなり、金融庁への登録もまた難しくなっていると言われる仮想通貨交換業ですがサイバーエージェントは2017年10月2日に子会社のサイバーエージェントビットコインを設立しており、2018年春を目標に取引所の開設、仮想通貨交換業の登録を目指していました。このタイミングでサイバーエージェントの藤田晋社長が断念した理由は何だったのでしょうか。

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“仮想通貨事業は大きなリスク”

サイバーエージェントの藤田社長はこのタイミングでの仮想通貨事業参入は遅いと感じているようで、金融庁から認可されるのが難しくなっており審査に時間がかかる事もありライバル会社との競争に不利と考えたようです。その事が藤田社長へ大きなリスクと感じさせたようです。

確かに様々な企業が続々と取引所を開設し、すでに飽和状態と言える状態になっています。今から新たな取引所が勝負するとなると取り扱い通貨の種類や手数料などどこかで他と差別化するポイントが必要になります。

コインチェックのNEM流出事件など取引所にもリスクがあり単純に開設すれば儲かるという訳でもなさそうですしね。やはりここまで仮想通貨が流行る前に手を付けた企業の独走となりそうです。

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藤田社長の先を観る眼

今回仮想通貨事業への参入を断念したサイバーエージェントですがメディア事業として手掛けているAbemaTVは赤字になりながらも先行投資として継続し運営しています。数字は確実に上向いており世間が地上波テレビからインターネットテレビ局へのシフトを見越していたのでしょう。

AbemaTVで実績を出している藤田社長が仮想通貨をバッサリと切ったというのはそれほどまでにこれからの参入は厳しく、金融庁からの認可を得る事が大変という事なのでしょう。この深く踏み込みすぎる前に断念という選択は今後取引所の開設を考えていた多くの企業に色々と考えさせる発表になったのではないでしょうか。

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期待はSBIバーチャルカレンシーズへ

サイバーエージェントを含め、仮想通貨事業を断念した企業は多いと思います。やはりコインチェックのNEM流出が大きな影響を及ぼしているのですが、そんな中でも仮想通貨界隈で今1番期待されているのがSBIホールディングスが手掛ける仮想通貨取引所の開設でしょう。

SBIバーチャル・カレンシーズは2018年の夏を目処に開設へ向けて結論を出すとしていて期待が高まっています。SBIの北尾社長は先行者に遅れをとったタイミングでありながら自信を見せています。コインチェックの営業再開も夏頃が目処となっている事から2018年の仮想通貨の盛り上がりは夏から始まるのではないでしょうか。今から楽しみです。