流出NEM(ネム)の資金洗浄完了か。今後の価格は? 

流出NEM(ネム)の資金洗浄完了か。今後の価格は? 

流出ネムの現状

2018年1月26日に発生したコインチェックのNEM(ネム)流出事件。当時のネムのレートで換算すると日本円で580億円相当になり捜査も難航。流出した5億2300万XEMは犯人によって小出し小出しに売られていたようです。

流出後、NEM財団や警察によって行方が追われていたようですが結局3月23日までに流出したほぼ全てのNEMが他の仮想通貨に交換、換金されたそうです。

まさに犯人の大勝利となってしまいましたね。

闇サイトで販売

NEMはコインチェックから流出後に犯人が独自で販売所を開設しそこで割安で売られていたそうです。当時NEM財団によってモザイクが付けられていたNEMは犯人が直接販売所、取引所でNEMが売れないようにする為のものでした。

しかしそのモザイクを逆手に取った犯人はモザイク付きNEMを第三者に販売する事によってモザイク付きNEMの保有者を増やす事に成功しました。これで誰が売ったNEMなのか特定できず捜査が撹乱されてしまったのでしょう。

実際犯人が運営する闇サイトからNEMを購入したとして日本人が警察から事情聴取されたニュースもありました。しかしその後その人物が処分されたのかは報道されていないはずです。なんか色々怪しいですね・・・。

犯人は闇サイト以外にも不特定多数の仮想通貨アドレスに少額のNEMを送金していたりもしています。汚NEMなんて呼ばれていましたが捜査の裏、裏という感じで常に犯人の方が一枚上手でした。

ブロックチェーンはインターネットを介してその様な犯罪に強いものだと思っていたのですが実際は拍子抜けでした。

Zaifにダークネムが流入

犯人が闇サイトでNEMを販売していた犯人はその後、日本の仮想通貨販売所ZaifにNEMを送金していたそうです。かなり多額のNEMが動いたという事で犯人の特定に繋がるかと思いきや、全くそんな事はなく捜査に進展があったという話はありませんでした。

Zaifの登録には身分証明書の提出が必須なので送金者は分からずとも受け取った人物の特定は出来ると思うのですが。ZaifではNEMの板取引も可能なので小出しに売られるモザイク付きNEM(通称ダークネム)が広まりました。

この時点で犯人の逮捕は無理ゲーだったのかもしれません。

バイナンス上場で売り切りか

Zaifへの流入後、かなりの盗難NEMが資金洗浄されましたがトドメとなったのがNEMのバイナンス上場でしょう。世界最大規模の取引所であるバイナンスに上場してわずか2日程で残りの盗難NEMが全て売り尽くされたという報道がありました。

そしてバイナンス上場のタイミングとほぼ同時にNEM財団の追跡停止が発表。なんか全てにおいてタイミングが良すぎて裏で繋がりがあるのではないかという声もネットで出回っていました。

真相は結局不明ですがいよいよ犯人の特定は不可能になったと報道されていました。3月23日のレートで30円前後のNEMは流出時のレートの3分の1以下になっていますがそれでも日本円で200億円程でしょう。

 

犯人は個人なのかグループなのか知りませんが一生遊んで暮らせる額ですね憎たらしい!

今後のNEMの価格は?

年末年始の200円超えの価格から一変、20円台まで落ち込んだNEMの価格ですが今後はどの様に推移して行くのでしょうか。200円台で買った人はすでに10分の1の価格ですから早い内に損切りした方も多いでしょう。

コインチェックのNEM保有者は88円×保有枚数で返金されました。その金額で30円台のNEMを買うと単純に2倍以上に枚数を増やせるので価格の上昇を期待したのですが実際は50円台で上昇は止まりました。そのタイミングで犯人の売りが入ったのでしょう。

 

犯人がNEMを売り切り、安くなったNEMは買い時なのか事件の影響で今後も似た様な事を警戒して買わない方がいいのか・・・。難しい判断ではありますが私はNEMが完売したタイミングでコインチェック返金分を使って買ってみました。

これで今後価格が上昇すればいいのですがどうでしょうね。どちらにせよ二度とこんな事件が起きない事を祈るばかりです。